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イタリアワインを知ろう

●三千年の営み

 

wine%20historySt.Paul_winery-1143-660-440紀元前10世紀頃イタリアにワインが伝えられてから三千年、ギリシャ人が羨望をこめて「ワインを造る大地」(Enotoria Tellus)と称したイタリアは、いまでは世界一の生産量を誇り、種類の豊富さも抜群です。

 

●多様な風土と自然の恵み

 

cacchiano_clipped 北はアルプスから地中海の真ん中に位置するシチリアまで南北に長いイタリア半島は、リグリア海、ティレニア海、アドリア海、イオニア海、シチリア海に囲まれ、豊かな太陽の恩恵を受けるとともに、半島を東西に二分するアペニン山脈によって、変化に富んだ多様な気候風土を形成しています。 また、地域によって、氷碓石土壌、花崗cantine del notario grape岩土壌、火山性土壌など土壌の質も異なり、その土地ならではのぶどうの固有品種も数多くあります。 ワイン用のぶどうは世界で1000種余りといわれていますが、そのうちイタリアで公認されているぶどうは約440種あります。 イタリア全土20州の豊かな自然は、まさにワイン造りのために守られてきたとも言えるのです。

●造り手の想い

 

チーム

父から子へ、子から孫へと、受け継がれてきたワイン造りの歴史は、ファミリーの歴史そのものです。 一本のワインの背景には、生産者一家の興味のつきないストーリーがあります。 中には千年以上にわたり土地を守りワインを造り続けてきた一族もあります。 彼らが子や孫へ引き継いでいくものは、土地や技術だけではありません。 ワイン造りに最も必要なもの、それは「パッション」であると彼らの多くは言います。 それは、時には狂気とも思える情念であったり、またある時にはあふれるほどの愛情であったりします。 ワイン生産者たちは、彼らの情熱がさらに長く子孫に受け継がれていくことに疑いを持ちません。 ワイン造りは一家にとってロマンあふれる壮大なストーリーでもあるのです。

●イタリアワインを知ろう

 

640x640_cacchiano_food日本とイタリアは食文化の面で多くの共通点があります。 素材を大切にし、地域ごとに異なる多様な食材をたくみに利用した、ローカル色豊かな食生活が国中に拡がっております。 当然そこには料理に良く合うその土地ならではの酒の存在があります。 多種多様なイタリアワインを飲み分ける楽しみは、日本人の繊細な味覚でこそ味わえるものです。 あなたがイタリアワイン通の仲間入りをする日は遠くありません。 イタリアワインをもっと知りましょう!

 

 

 

 

Salvador Dali「偉大なるワインを造るには、次なる人たちが必要である。狂人がぶどうを育て、賢者がそれを見張り、正気の詩人がワインを造り、愛好家がそれを飲む」~ ”サルバドール・ダリ”

 

 

 

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